なんで食べてくれない?みんなが笑顔になる介護食の作り方とは!?

見た目や香りや温度をおざなりにしない

認知症の介護においては、どうせわからないんだしと、残念ながら適当に介護食をつくってしまうこともあるようです。そのような気持ちで料理をだされても食べてくれないこともあるのではないでしょうか。香りや見た目の工夫で美味しそうと思わせることが食欲を引き出す第一歩ですよ。また、おかゆにお薬をまぜて出していませんか。かすかな薬のニオイでも食べる気は急にうせてしまうものですので、やめましょう。季節感のあるものを取り入れて彩りをよくし、薬味やハーブでメリハリのある献立を心がけるのが大事です。高齢者はカレー味も好きですから、カレーパウダーなども上手に活用しましょう。

1日3食をきっちり食べなくてもいい

介護食を出しても食べてもらえない時もあるでしょう。そのような時は食べたい時、食欲のある時に食べてもらいましょう。食欲のない日や味の好みがあわないこともありますし、1食抜いたとしてもすぐに健康を害することはないので、無理にすすめずに相手のペースにあわせます。また、元気なころの生活のペースをなるべく尊重してあげるといいでしょう。健康のためにと3食食べさせるのでなく、1日2食を長年、習慣にしてきたなら、それにあわせてあげます。無理強いすれば、ストレスになったり、迷惑をかけまいと我慢することもあるので、意思の疎通が大事ですよ。

フードプロセッサーなどを億劫がらない

包丁で皮むきからみじん切りまでこなし、お鍋でコトコトやわらかくなるまで煮るのも立派なことですが、それと愛情は別のお話です。近頃は便利な調理器具がたくさんありますから、億劫がらずに新しい家電にもチャレンジしてみましょう。お肉やお魚はフードプロセッサーで撹拌すれば、介護食のレパートリーが広がりますし、家族と別に軟飯や全粥を用意するなら、お鍋よりも電子レンジが便利です。圧力鍋でまとめて炊いて、数日分保存しておくのもいいでしょう。家電を上手に使えば時間や体力の節約にもなりますから、介護食づくりも食事の介助にも、心にゆとりをもつことができますよ。

介護に就職する際には施設の雰囲気を把握してから応募するとよいので、体験研修ができるか確認すると良いです。